保険の無料相談を受ける!医療保険の内容と特徴
急な病気や事故などで入院や通院治療が必要になった場合に備えて、日本では国民皆保険制度がとられています。
原則三割負担の窓口支払いで標準的な診療を受けることが出来ますが、病気の種類や進行の程度によっては公的保険ではカバーできない領域での治療などが必要になる場合があります。
無料相談なども活用して自分なりの対策を立てておく必要があると言えます。
公的医療保険ではカバーできない分野もある
標準的な治療を受けることが出来ればそれで十分なようにも思えますが、公的保険の適用されない場面とはどのような状況を言うのでしょうか。
無料相談などの前提に全額自己負担になる代表的なものを御紹介します。
比較的体験する機会もあるのが差額ベッド代になります。
より治療に専念してプライベートな空間を確保したいときに利用することになりますが、1日あたり最低1万円ほどの出費はすべて支払わなければなりません。
また、がんの種類などによっては陽子線などの最先端の医療技術を駆使した治療以外に有効な選択肢がない場合もあります。
このような治療は開発して日が浅く、公的医療で取扱うにふさわしいものなのかの判断が付いていないので、公費を投入して国民に幅広く提供するのは時期尚早なため全額自己負担とされているものです。
差額ベッド代などについてはまだしも、最先端の医療技術については、生命にかかわる場合があります。
結局、治療費負担に耐えることのできる経済力の有無が生命の帰趨を決定することになります。このあたりに公的保険の限界を認めることが出来るでしょう。
任意の医療保険でリスクに備える
公的医療だけに診療を委ねていると、治療のためにプライバシーの乏しい入院生活を余儀なくされたり、高額の最先端医療の恩恵を享受することが出来ないため満足できる治療の提供を受けることが困難になる事態も想定されます。
こういった状況に直面しても安心して治療や入院生活に望むことを実現するのが、民間の任意の医療保険に加入することです。
もっともどのような加入対象年齢なのか、保証内容や給付金などはそれぞれの会社によって、個々のプランでも異なっています。
同じ保証内容のように見えても、実際に給付される金額やタイミングなども違っていることが多いので、加入前には保障内容の詳細や加入条件などについて十分確認しておくことが重要です。
時には保険会社他の無料相談なども利用することをおすすめします。
医療保険はそれぞれの内容によって、保障の対象になる病気や手術内容などに合わせる形で給付内容や掛け金などが設定されています。
近親者に多く罹患するような病気があるとき、健康に自信がないときにはどの部分が手厚いのかなども確認しておきましょう。
医療保険を選ぶときのポイントとは
いざ資料などを取り寄せてみると痛感することですが、医療保険の内容は手術給付金や入院給付金に各種の疾患などに対して備える特約各種など中身は複雑になっています。
普段から医療現場に携わる経験でもない限り、個々の給付内容についてまで理解するのは容易なことではないでしょう。
なかには内容を理解しようにもその中身の複雑な特徴から保険選びを断念される方もいらっしゃるほどです。
しかし忘れた頃に疾患を負ってしまって必要性を痛感することになるのは医療保険の特徴とも言えるので、特に体調に問題のない段階でリスクに備えることが重要です。
失敗しない保険選びのために大事なのは要所要点に着目していくつかの商品を比較することです。
そのときに必須な視点は、主契約の内容であったり掛け金の支払い金額や保障期間などです。
自分のライフスタイルを踏まえるとどのような保障が的確なのかを、時には無料相談などでプロの助言を得ながらでも把握することの重要性は明らかです。
特に健康面で気になる部分は特約なども検討するべきと言えます。
給付事項はどの点を重視するべきか
現在の医療保険の入院給付金は1日あたり5000円と10000円の二つのペースに大別されています。
具体的に言えば5000円のプランで事故に遭遇した場合には5000円×10日間で合計50000円の給付金の支払いを受けることになります。
それでは実際に病気やケガで入院した事態を想定すると、どちらのコースがベターなのでしょうか。
この点は基本的にいえば1日あたり5000円の給付金で必要な出費は賄えることができると考えられていますが、一方で入院期間が長期化したときに治療や入院の費用は相当かさむことになるのでは、との疑問の声もあがります。
日本ではこのような事態に備えて高額療養費制度が整備されています。
つまり月あたり数10万円の自己負担金の支払いが必要になっても、おおむね月額8-9万円を越える部分は支払いが免除されている訳です。
しかし相部屋の病室が満室だった場合の差額ベッド代や、お見舞いに来てくれた家族などへの交通費などはすべて自己資金で支払うことになります。
入院中はなにかと出費も増える点も念頭に置くべきでしょう。
保険期間は何を選ぶべきか
現在の医療保険の入院給付金の支払い限度日数は、60日タイプや180日タイプ、なかには360日の保障を賄う商品もあり内容はそれぞれ違いがあります。
例えば60日タイプの場合は1回あたりの最大入院日数は60日ということになり、それを超過する期間は給付金が支払われることはなくなります。
それでは保険を加入するにあたり、どの程度の入院期間を想定してプランを選択するべきでしょうか。
たしかに日数が長いほうが安心できるのは確かですが、基本的には60日を入院限度にすれば必要な保障はカバーできると考えられます。
厚生労働省が発表している統計によると、日本人の平均一回あたりの入院は31.9日程度とされています。統計学的にこのような傾向がある以上、30日というのは妥当な数と評価できます。
また、医療現場では入院日数が短期化する傾向が顕著になっています。
これは保健医療財政の逼迫などを受けて、長期入院についての治療費を抑制する仕組みになっているので、短い日数で退院をうながされることが多いことからも、この程度の保障で十分といえるでしょう。
特約はつけるとしたら何を選ぶべきか
医療保険では病気やケガを負ったときの1日あたりの給付金や入院日数限度や掛け金などを決める本契約のほかに、プラスαで保障内容を厚くする各種の特約が用意されています。
先ほど御紹介した先進医療に対する特約などが比較的知名度が高いわけですが、それ以外にも三大疾病特約や女性に多い疾患に対する保障を厚くする女性特約なども会社によってそれぞれ用意されているわけです。
こういった特約はさらなる安心を得るために提供されていますが、契約に加えるべきなのでしょうか。
この問題は医療にどこまでのレベルの診療を求めるのかの点にかかわってきます。
例えば高度先進医療特約などは、実際にこの特約を活用される場面というのはさほど多くはない、と言う現実をどう評価するかがポイントです。
標準的な治療で十分な予後も見込めることが多いのも事実です。親族に特定の疾患が多いような家系であれば、それに対応した特約を選択するというのもあるでしょう。
将来のことなのでうまく想像できない方は保険の無料相談などで疑問点を解消するのも一案です。
複雑で内容がわかりにくい医療保険の給付や特徴などを御紹介してきました。
健康上の問題を抱えていない時点で加入することになるので、保障内容はいたずらに厚くしがちです。掛け金負担とそれに見合った保障内容なのか、ライフスタイルなども考慮して最適の医療保険を選択することをおすすめします。